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建築こぼれ話
2025/11/21
安くて品質の良い物ありますか?
今では日用消耗品から生鮮品以外のちょっとした食品なら
100円ショップで揃えることができます。
ほんの半世紀前まで職人の手で作られていた物が
工業化による大量生産で安くつくられるようになりました。

消費者側も「ま、100円だからいいよね」「安いからこんなもんだね」と
長く使おうという考えで手に入れるわけではありませんし
特に日用消耗品でいつもきれいな方がよいものはそうでしょう。

ところが家や家具も今や安売りの時代で
次の世代まで受け継がれるものを、という考え方は薄れているようです。
代表的なものにホームセンターでも売られている
カラーボックスを組み合わせたような家具があります。
素材はバーティクルボードという鋸くずと接着剤を混ぜて
圧縮したもので、表面に木目のシートが貼られています。

もう少し価格が高いものも無垢の薄い板を張り合わせた合板で
通常3~5枚の単板を重ねてありますが
表面以外の中の層には価値の低い板が使われています。

初めて家具を買う若い世代は
このボックス家具を子供の代まで使って欲しいとは思っていないはず。

本物の無垢の家具は
決して高価な物を指すのではなく
合成塗料や接着剤を使って組み立てた物ではなく
その木が育った森を感じ、美しく、何世代にも渡って使われるのです。

品質と環境への影響を考える時
いつでもどこでも手に入る安いものに良いものはなくなったなあ。。。と思います。

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自然素材で建てる外断熱の家
株式会社ビルアート
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村松宏呂子

Written by 村松宏呂子 

インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター
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