
Written by 村松宏呂子
インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター
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Written by 村松宏呂子
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桜や栗のように冬は葉を落とす広葉樹があります。
天然の森は、針葉樹・広葉樹・高木・低木が混在します。
その場所に合った色々な種類の木々が混じり合って生育し
そこに最もふさわしい「木の大家族」が構成されてきたのです。
ところが1970年代を境に
営利目的で「お金になる木」だけの単一林が増えました。
杉ばかりの森、檜ばかりの森などです。
自然の法則から言うと
海抜1100~1200m以下の温暖な低地では針葉樹だけの森はありえません。
昔から天然の森では
様々な種類の木々がそれぞれに日当たりや栄養を分け合い
自然の中でストレスのかからない共同体を作っていたのです。
このような環境で成熟した木々は「落ち着いた木」となり
人工の単一林の木より耐久性も高く長持ちします。
人工的に作られた環境の針葉樹ばかりの森は
地中の根が何重にも張り巡らされることはなく
針葉樹の落ち葉でできる腐葉土は酸性が高い為
害虫や菌類、嵐や積雪に対する抵抗力も弱くなります。
そのため防腐剤等の化学物質が注入された建材にならざるを得ません。
建材だけでなく家具やおもちゃの「無塗装」表示は
製品になってからは何も塗っていないというだけで
その木が自然な混合林で育ったものというわけではありません。
森林の所有者や木材加工の専門家だけでなく私たちも
供給源である森がふさわしい場所にあるかどうかに注意をはらう必要があります。
【出典:木とつきあう知恵 エルヴィン・トーマ 地湧社】
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自然素材で建てる外断熱の家
株式会社ビルアート
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