SG校正ライターPRESENTSウエブ・コト ウエブのプロがいろんなことをまとめてみました
健康的な住まい
2025/11/23
呼吸する木材
寒い季節になると空気が乾燥して来ます。
室内でもエアコンで喉はイガイガするし
乾いた風で埃っぽくなりますし
逆に浴室では湯気が立ち込め鏡が曇ります。

どちらも長くいるには心地よい場所ではありません。

つまり、空気中の水分が少なすぎても多すぎてもともに不快感を覚えるのです。
冬の冷たい空気も蒸気の立ち込める浴室も
なんとなく呼吸がしづらくなるものです。

これを軽減するのが「呼吸する木」の力です。
例えば部屋の湿度を35%から65%に上げると
木の壁は1㎡あたり約10gの水分を吸うため
無垢材を使った部屋では12時間のうちに
湿度50%前後の快適な空間をつくります。
また、逆に65%から35%に下げると
無垢材は吸った水分をゆっくりと空中に放出し
これまた湿度50%前後の快適な空間に戻るのです。

冷えた朝ぐっしょりと濡れる窓枠の周りに
無垢材を置いておくと木が吸ってくれます。
ぜひ一度試してみて下さい。
ただし、塗装した合板や接着剤で貼り合わせた集成材では
全く効果はありません。
ホームセンターなどに・・・ご自由にお持ち下さい・・・
と書いて置いてある表面加工をしていない「すっぴんの木」をお使い下さい。

人間と同じで化粧板は呼吸ができなくなっているようですよ。

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自然素材で建てる外断熱の家
株式会社ビルアート
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村松宏呂子

Written by 村松宏呂子 

インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター
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