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建築こぼれ話
2025/12/04
木の耐火性能
冬になると空気が乾燥し
全国各地で異常乾燥注意報が出されます。

山火事や飛び火による大火など
最近も大きなニュースになりました。
映像で黒焦げになった柱が映し出されることもあります。
木造は火に弱いのでしょうか?

確かに薄い木材は空気がまわりにあるとよく燃えます。
ところが分厚い無垢板や丸太は
火がつくにはつきますがそれ以上はほとんど燃えません。

1分間に0.5~0.7ミリという非常に遅い速度で炭化していくだけです。

木造住宅で外壁に「焼杉」という黒い板を使っている
粋な和風の家をたまに見かけます。

木の耐火性能

木の表面が黒く焦げたところは炭化層といい
熱を伝えにくく酸素を運びにくくなる
ため
強度が落ちることはありません。

対して鉄骨造や中に鉄筋が入ったコンクリート造は
鉄筋が熱を伝えやすい為500℃で強度が半減してしまいます。

SNSに掲載されていた消防士さんの話を思い出します。
「木造の家は早く到着できれば
 燃えていても安心して飛び込めるんです。」
木の炭化層はもはや自然の耐熱ボード!すごいですね!!

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自然素材で建てる外断熱の家
株式会社ビルアート
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村松宏呂子

Written by 村松宏呂子 

インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター
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